近松 門左衛門辞世の句

それ辞世 さる程さても その後に 残る桜の 花し匂はば

人物情報

近松 門左衛門 画像
時代
江戸時代
職業
作家
武士
没年月日
1724年1月06日

江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎作者。本名杉森信盛。別号平安堂・巣林子など。

父が浪人したため、京に出て公家一条家などに仕え、のち近江近松寺に遊学したともいう。

1683年の「世継曾我」が最初の作といわれ、1685年には竹本義太夫に「出世景清」を書き、以後二人の協力関係がはじまる。

1693年から歌舞伎の坂田藤十郎に作品を提供。
藤十郎没後は浄瑠璃に専念、竹本座座付作者となる。

古浄瑠璃から脱却、新浄瑠璃確立の功績が大きい。

その芸術観は虚実皮膜論といわれる。