木戸 孝允辞世の句

さつきやみ あやめわかたぬ 浮世の中に なくは私しとほととぎす

人物情報

木戸 孝允 画像
職業
政治家
武士
没年月日
1877年5月26日

日本の幕末の長州藩士、勤王志士、明治時代初期の政治家。
幕末期には桂 小五郎(かつら こごろう)の名で活躍した。
父は萩藩の藩医。吉田松陰に師事。のち江戸で剣術、西洋兵学を学ぶ。

公武合体派に反対し、尊皇攘夷運動に奔走。
藩の重職に就き、藩論を討幕へと導く。

慶応2(1866)年鹿児島藩との間に薩長連合を締結。
王政復古のクーデター後、五箇条の誓文草案を起草。参与に任ぜられ、版籍奉還の実現に尽力した。

明治3(1870)年6月参議。
4年岩倉遣外使節団に副使として参加。以後文部卿、内務卿、地方官会議議長、内閣顧問等を歴任。
立憲制の漸進的樹立を唱えた。