腹いたや 苦しき中に 明けがらす
幕末の幕臣、剣客。通称鉄太郎。一刀正伝無刀流剣術の開祖。父は旗本小野朝右衛門。 槍術の師山岡静山の家名を継ぐ。
儒学、書、剣を学び、のち幕府講武所で剣術を指南。
1863年清川八郎らと浪士組(新撰組の前身)を率いて上洛。
1868年戊辰戦争の際には勝海舟に協力、駿府に西郷隆盛をたずね、江戸開城のための勝・西郷会談への道を開いた。
維新後、明治天皇の侍従。
勝、高橋泥舟とともに幕末の三舟と称される。