吉田 松陰辞世の句

身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置まし 大和魂

人物情報

吉田 松陰 画像
時代
江戸時代
職業
教育者
武士
没年月日
1859年11月21日

父は萩藩士杉百合之助。山鹿流兵学師範であった吉田家の養子となる。

藩校明倫館を経て、諸国を遊学。佐久間象山のもとで砲術と蘭学を学ぶ。

安政元(1854)年海外密航を企て、下田港のアメリカ軍艦ポーハタン号に乗り込もうとしたが、拒絶され投獄。
のち萩の野山獄に移されるが、翌年免獄となり実家杉家に幽閉の身となる。

松下村塾を開き、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋ら約80人の門人を集め、幕末から明治にかけて活躍した人材育成の場となった。

安政6(1859)年、安政の大獄により江戸で刑死した。