上杉 治憲辞世の句
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり
人物情報
江戸時代中期の大名。出羽国米沢藩9代藩主。山内上杉家25代当主。
諱は初め勝興、後に治憲であり、鷹山は藩主隠居後の号であるが、この名で知られる。
藩政改革を推進し、思いきった倹約励行・開墾奨励・農村復興に努めた。
また,越後から縮織業を導入、自ら織布技術を習得して藩に織物業を興し、折衷学派の泰斗細井平洲を招いて藩校興譲館を開設した。
1785年家督を治広に譲って後も、治広、斉定の後見として政務を指導、名君と称される。